マニュアルページ memdb.1




名前

     memdb - メモリーデバッガ。実行可能ファイ ル に 対 し て  Sun
     Workshop Memory Monitor を実行します。


形式

     memdb [ -d ] [ -g ] [ -b ] [ -v ] [ -w web-browser  ]  [  -p
     port ] [ -m monfilepath ] command


機能説明

     メモリーデバッ ガ  memdb  は、 gc  デ バッ グ ラ イ ブ ラ リ
     (libgc_dbg.so)  に明示的にリンクしなくても、実行可能プログラ
     ムに対して Sun WorkShop Memory Monitor を実行します。指定 し
     たコマンド (command) を実行するほかに、memdb は gcmonitor(1)
     と Web ブラウザを実行します。Web ブラウザは自動的に実行中 の
     gcmonitor  に 接 続 されます。デフォルトでは、Web ブラウザは
     Netscape に設定されています。gcmonitor と web-browser のパス
     は  PATH  に 設 定 さ れていなければなりません。Sun WorkShop
     Memory Monitor は、command がフォークした子プロセスに対し て
     も実行されます。

     ブラウザが画面に表示されたら、「プログラム選択」タブをクリッ
     ク し て、解析するプログラムを選択します。プロセスを選択する
     と、ほかのタブをクリックできるようになります。「ヘルプ」タブ
     をクリックすると、Sun WorkShop Memory Monitor の機能について
     の詳細な説明が表示されます。

     プログラムと gcmonitor との間で通信するために、このメモ リー
     デバッガは各プロセスについてモニターファイル (gcXXXX.mon) を
     作成します。デフォルトの場合、これらのファイルは、ディレクト
     リ  ~/.gcmonfiles に作成されます。command によって作成された
     プロセスに対応するすべてのモニターファイルは、1 つのサブディ
     レ ク ト リに保存されます。commandweb-browser が終了する
     と、このサブディレクトリとモニターファイルは削除されます。

     プログラムと gcmonitor との通信は共用メモリーを使用して行 わ
     れるため、モニターファイルはローカルディスクに保存することを
     お勧めします。ネットワーク上のファイルを使用すると、システム
     によるプログラムの起動時間が 10 倍も遅くなる場合があります。
     ~/.gcmonfiles ディレクトリがローカルディスク上にない場合は、
     -m オプションを使用してください。


オプション

     -d   コマンドおよび web-browser の終了後、モニターファイルを
          削除しないようにメモリーデバッガに指示します。

     -g   gcmonitor および web-browser を自動的に実行しないように
          メモリーデバッガに指示します。

     -b   web-browser を自動的に実行しないようにメモリーデバッ ガ
          に指示します。

     -v   メモリーデバッガを冗長モードで実行します。
     -w web-browser
          Web ブラウザとして web-browser を使用するように設定しま
          す。 web-browser には、最初の URL を 1 つ目の引数として
          扱える Web ブラウザを指定する必要があります。デフォルト
          では、web-browser は "netscape" です。

     -p  port
          gcmonitor のポートを設定します。デフォルトでは、未使 用
          のポートが無作為に選択されます。

     -m monfilepath
          gc モニターファイルを保存するディレクト リ  monfilepath
          を設定します。プログラムと gcmonitor との通信のオーバー
          ヘッドを減らすために、このディレクトリはローカルディ ス
          クに作成することをお勧めします。



障害時の対処方法

  問題
     プログラムが次のエラーを表示します。

     !!! **** Could not reopen gcmonitor

  対策
     プログラムによって作成された子プロセスがまだ実行されていると
     きに、web-browser を終了した可能性があります。子プロセスの実
     行が確実に終了するまで、web-browser を終了しないでください。
     あるいは、 -d オプションを使用してモニターファイルが削除され
     ないようにして、作業が終了した後、手動でモニターファイルを削
     除してください。

  問題
     web-browser が gcmonitor に接続できません。

  対策
     gcmonitor(1) の「障害時の対処方法」の項を参照してください。



関連項目

     gcmonitor(1)

     WorkShop Memory Monitor